不定詞の名詞的用法とは?「〜すること」の作り方と見分け方

不定詞の名詞的用法は「to + 動詞の原形」で「〜すること」を表し、文の主語・目的語・補語に なります。名詞と同じ働きをするのでこう呼ばれます。

中学2年で習う内容です。大人のやり直しにも対応しています。 最終更新 2026-08-21

  • to + 動詞の原形で「〜すること」
  • 主語・目的語・補語になる
  • want / like / start などのうしろによく来る
  • to のうしろは必ず原形。s も ing も付かない

まず1問やってみる

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まず「不定詞」という形を押さえる

不定詞は「to + 動詞の原形」という形です。

to play、to study、to be。

to のうしろは必ず原形です。
主語が三人称単数でも to plays とはならず、to playing にもなりません。

この形は3つの使い方があり、それぞれ名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法と
呼ばれます。形は同じで、働きだけが違います。

ここでは最初の名詞的用法を扱います。

名詞と同じ働きをする

名詞的用法は「〜すること」という意味で、名詞と同じ場所に置けます。

目的語になる(いちばんよく見る形)
I want to play tennis.(テニスをすることがほしい=テニスがしたい)

主語になる
To study English is fun.(英語を勉強することは楽しい)

補語になる
My dream is to be a doctor.(私の夢は医者になることだ)

名詞に置き換えられるかを試すと見分けやすくなります。
I want water. の water の位置に to play tennis が入っている、
と考えると納得できます。

うしろに不定詞が来る動詞

名詞的用法でよく使う動詞は決まっています。

want to(〜したい)、hope to(〜したい)、decide to(〜すると決める)、
try to(〜しようとする)、need to(〜する必要がある)、
like to(〜するのが好き)、start to / begin to(〜し始める)。

want to のうしろに ing形は置けません。
I want playing tennis. とは言いません。

逆に、enjoy や finish のうしろには不定詞を置けず、ing形(動名詞)が来ます。
この違いは「不定詞と動名詞の使い分け」でくわしく扱います。

主語のときは It is ... to ... にすることが多い

不定詞が主語になる形は、英語ではあまり好まれません。
主語が長くなって読みにくいためです。

To study English every day is important.

そこで、仮の主語 it を先に置く形がよく使われます。

It is important to study English every day.

意味は同じですが、こちらのほうが自然です。
この形は「It is ... to ...」の単元で扱います。

例文

I want to play tennis after school.

放課後にテニスがしたいです。

She decided to study abroad.

彼女は留学することを決めました。

My dream is to be a doctor.

私の夢は医者になることです。

We need to leave now.

私たちはもう出発する必要があります。

He began to read the book.

彼はその本を読み始めました。

I hope to see you again.

またお会いしたいです。

To study English is fun.

英語を勉強することは楽しいです。

She tried to open the door.

彼女はドアを開けようとしました。

音声は AI 合成です。作り方は音声についてをご覧ください。

よくある間違い

I want to plays tennis.

I want to play tennis.

to のうしろは必ず動詞の原形です。三単現の s は付きません。

主語が三人称単数でも同じです。
He wants to play tennis. のように、s が付くのは want のほうです。

I want playing tennis.

I want to play tennis.

want のうしろには不定詞が来ます。ing形は置けません。

enjoy や finish のうしろには ing形が来るので、
動詞によって決まっていると覚えます。

She decided to studying abroad.

She decided to study abroad.

to のうしろは原形です。ing形にはなりません。

to があるので ing にしたくなりますが、
「to + 原形」でひとまとまりの形です。

My dream is be a doctor.

My dream is to be a doctor.

「〜になること」と名詞のかたまりにするには to が必要です。

to を落とすと be動詞が2つ並ぶ形になり、文として成り立ちません。

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