「とんでもない」を英語で|謙遜と強い否定はまったく別

「とんでもない」は、ほめられて謙遜するときと、強く否定するときで英語が変わります。謙遜なら Not at all、否定なら No way です。謙遜のつもりで No way と言うと、相手をはねつけたことになります。

場面ごとに分けています。上から順に読まなくても、近い場面から見て構いません。 最終更新 2026-08-26

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ほめられて謙遜する

Not at all.

ほめられたり、感謝されたりしたときです。

A: Thank you for everything. B: Not at all.
(いろいろありがとう — とんでもないです)

Don't mention it.(お礼にはおよびません)も同じ場面です。
どちらもやわらかい返しです。

お礼への軽い返し

My pleasure.

「喜んで」という気持ちを込めた返しです。

A: Thanks for helping. B: My pleasure.
(手伝ってくれてありがとう — とんでもないです)

No problem. もよく使われますが、
My pleasure. のほうがていねいに響きます。

強く否定する

No way.

「ありえない」と打ち消すときです。

A: Did you break it? B: No way.
(壊したの? — とんでもない)

ほめられた返事に使ってはいけません。
相手をはねつけた形になります。

事実を打ち消す

That's not true.

言われた内容が違うときです。

That's not true. I never said that.
(とんでもない。そんなことは言っていません)

No way. よりも落ち着いた言い方で、
かたい場面でも使えます。

とんでもないこと(ひどい)

terrible

「ひどい」という意味のほうです。

That was a terrible mistake.
(とんでもない間違いでした)

★形容詞として使う場合です。
ここまでの4つとは、まったく別の使い方になります。

謙遜のつもりで No way. と言わない

この単元でいちばん大事なところです。

謙遜 ○ A
Thank you for everything. B: Not at all.
否定 ○ A
Did you break it? B: No way.

入れかえると、こうなります。

× A: Thank you for everything. B: No way.
「ありえない」「とんでもない、冗談じゃない」と聞こえます。
お礼を言った相手を、はねつけた形になります。

★日本語の「とんでもない」は、
謙遜にも否定にも使えるので混ざりやすいところです。

お礼やほめ言葉への返事なら、必ずやわらかいほうを選んでください。

お礼への返しを、いくつか持っておく

お礼を言われたときの返しは、いくつもあります。

Not at all. … とんでもないです(ていねい)
Don't mention it. … お礼にはおよびません
My pleasure. … 喜んで
No problem. … いえいえ(くだけた)
Sure. … うん(とてもくだけた)

★下へ行くほどくだけます。
相手との距離で選びます。

★日本語の「とんでもないです」はていねいなので、
Not at all.My pleasure. が近い位置にあります。

not at all のもうひとつの使い方

Not at all. には、別の使い方もあります。

A: Do you mind if I sit here? B: Not at all.
(ここに座ってもいいですか — どうぞ)

★ここでは「まったく気にしません」という意味です。

Do you mind 〜? は「気にしますか」と聞いているので、
かまわないときは No で答えます。
Yes と答えると「気にします」=断ったことになります。

日本語の「はい、どうぞ」につられて Yes と答えると、
意味が逆になります。

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A: Thank you for everything. B: Not at all.

いろいろありがとうございました。— とんでもないです。

A: Thanks for helping. B: My pleasure.

手伝ってくれてありがとう。— とんでもないです。

A: Did you break it? B: No way.

あなたが壊したのですか。— とんでもない。

That's not true. I never said that.

とんでもない。そんなことは言っていません。

That was a terrible mistake.

とんでもない間違いでした。

A: Do you mind if I sit here? B: Not at all.

ここに座ってもいいですか。— どうぞ。

音声は AI 合成です。作り方は音声についてをご覧ください。

よくある間違い

A: Thank you for everything. B: No way.

A: Thank you for everything. B: Not at all.

No way.「ありえない」という強い否定です。

お礼を言った相手に返すと、はねつけた形になります。
謙遜なら Not at all.My pleasure. を使います。

A: Do you mind if I sit here? B: Yes, please.

A: Do you mind if I sit here? B: Not at all.

Do you mind 〜? は「気にしますか」と聞いています。

Yes と答えると「気にします」=断ったことになります。
かまわないときは No の側で答えます。

Don't mention.

Don't mention it.

it が要ります。

mention は「〜に触れる」で、何に触れないのかを言わないと
文が終わりません。

That was terrible mistake.

That was a terrible mistake.

mistake は数えられる名詞なので、a が要ります。

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