can の使い方|「できる」以外の意味と be able to との違い

can は「〜できる」という能力のほか、「〜してもよい」という許可や、 「〜でありうる」という可能性も表します。うしろは必ず動詞の原形になります。

中学1年で習う内容です。大人のやり直しにも対応しています。 最終更新 2026-08-21

  • can + 動詞の原形。三単現の s は付かない
  • 能力・許可・可能性を表す
  • 過去は could、未来は will be able to で表す
  • 否定文・疑問文に do は使わない

まず1問やってみる

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うしろは必ず原形。s も ing も付かない

can は助動詞なので、うしろには動詞の原形が来ます。

He can swim.(彼は泳げます)

主語が三人称単数でも、can に s は付きません。cans とは言いません。
うしろの動詞にも s は付きません。He can swims. は誤りです。

三単現の s は1つの文に1回だけという考え方がここでも効きます。
can がすでに助動詞として立っているので、動詞は原形のままです。

否定文と疑問文に do は要らない

can は助動詞なので、be動詞と同じように扱えます。do の助けは要りません。

否定文は can のうしろに not を置きます。
He cannot swim.(短縮形は can't)
cannot は1語で書くのがふつうです。can not と離すことはあまりありません。

疑問文は can を主語の前に出します。
Can he swim? — Yes, he can. / No, he can't.

Do you can swim? とは言いません。助動詞は2つ並べられないからです。

「できる」以外の意味

can は能力だけを表す語ではありません。文脈で意味が変わります。

能力:I can play the piano.(ピアノが弾ける)
許可:You can use my pen.(私のペンを使っていいよ)
依頼:Can you help me?(手伝ってくれる?)
可能性:It can be very cold here in winter.(ここは冬とても寒くなることがある)

許可の can は may より気軽な言い方です。
あらたまった場面では May I 〜? のほうが丁寧になります。

過去と未来は形が足りない

can には過去形の could がありますが、未来形はありません。
助動詞を2つ並べられないので、will can とは言えないからです。

そこで be able to(〜できる)を使います。

過去:I could swim when I was five. / I was able to swim.
未来:I will be able to swim next year.

could と was able to は、過去の1回きりの出来事では意味が違います。
「できた(実際にやり遂げた)」は was able to のほうが自然です。

ふだんの能力を言うときは could で構いません。

例文

My sister can play the piano very well.

姉はピアノをとても上手に弾けます。

He cannot swim yet.

彼はまだ泳げません。

Can you help me with this box?

この箱を運ぶのを手伝ってくれますか。

You can use my pen.

私のペンを使っていいですよ。

It can be very cold here in winter.

ここは冬にとても寒くなることがあります。

I could not read English when I was six.

6歳のとき、私は英語が読めませんでした。

I will be able to drive next year.

来年には運転できるようになります。

Can he speak Japanese? Yes, he can.

彼は日本語を話せますか。はい、話せます。

音声は AI 合成です。作り方は音声についてをご覧ください。

よくある間違い

He can swims very fast.

He can swim very fast.

can のうしろは動詞の原形です。三単現の s は付けません。

can がすでに助動詞として立っているので、
「三単現の s は1つの文に1回だけ」という考え方がここでも効きます。

Do you can swim?

Can you swim?

can は助動詞なので、疑問文では can 自身を主語の前に出します。
do は要りません。

do も助動詞なので、2つ並べることはできません。

I will can drive next year.

I will be able to drive next year.

助動詞を2つ並べることはできないので、will can とは言えません。

未来のことを言うときは be able to を使います。
can には未来形がないためです。

He cans play the guitar.

He can play the guitar.

can は助動詞なので、主語が三人称単数でも形が変わりません。
cans とはなりません。

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