「すみません」を英語で|謝る・呼びかける・お礼で全部違う

日本語の「すみません」は、謝罪・呼びかけ・お礼の3つに使えますが、 英語では全部別の語になります。 謝るなら I'm sorry、呼びかけなら Excuse me、お礼なら Thank you です。

場面ごとに分けています。上から順に読まなくても、近い場面から見て構いません。 最終更新 2026-08-21

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自分が悪いことをして謝る

I'm sorry.

自分に非があるときに使います。

遅刻した、ぶつかった、約束を破った。
そういうときはこれです。

I'm sorry for 〜 で、何について謝るかを言えます。
I'm sorry for being late.(遅れてすみません)

人に声をかける・道をあける

Excuse me.

これから話しかけるとき、通してほしいときに使います。

道をたずねる前、店員を呼ぶとき、人の前を通るとき。

謝っていません。 「ちょっといいですか」に近い言い方です。

日本語の「すみません」で人を呼ぶ場面は、ほぼこれです。

してもらったことへのお礼

Thank you.

席をゆずってもらった、落とし物を拾ってもらった。

日本語では「すみません」と言いますが、
感謝しているなら Thank you です。

I'm sorry. と言うと謝っていることになり、
相手は「何か悪いことをしたかな」と思ってしまいます。

軽くあやまる・ぶつかったとき

Sorry about that.

軽い謝罪です。友達や、その場かぎりの相手に使います。

Sorry! だけでも通じます。

深刻な場面では I'm really sorry. のように強めます。

相手の不幸に「お気の毒に」

I'm sorry to hear that.

自分は悪くないのに sorry を使う場面です。

sorry には「気の毒に思う」という意味もあります。

A: My dog died last week.
B: I'm sorry to hear that.(それはお気の毒に)

ここで「私が悪い」と言っているわけではありません。

sorry には2つの意味がある

sorry を「ごめんなさい」だけだと思っていると、
I'm sorry to hear that. が読めなくなります。

sorry の意味は2つあります。

1. 申し訳ない(自分に非がある)
I'm sorry. I broke your cup.

2. 気の毒に思う(自分は悪くない)
I'm sorry to hear about your grandmother.

2つ目は、悲しい知らせを聞いたときの決まった返し方です。
謝っているのではありません。

日本語でも「お気の毒に」と言うのと同じで、
責任を認める言い方ではありません。

Excuse me は謝罪ではない

Excuse me は、これから何かをする前に使います。

Excuse me, could you tell me the way to the station?
(すみません、駅までの道を教えてください)

Excuse me, may I get past?(すみません、通してください)

すでに何かしてしまったあとなら I'm sorry です。

| タイミング | 語 |
|---|---|
| これから話しかける・通る | Excuse me |
| すでにぶつかった・遅れた | I'm sorry |

前か、あとか。 これで見分けられます。

くしゃみをしたあとや、席を外すときにも Excuse me を使います。

謝りすぎに注意する

日本語では、あいさつのように「すみません」を使います。
英語で同じように sorry を連発すると、違って受け取られます。

英語の I'm sorry は「私に責任があります」という意味を持ちます。
場面によっては、非を認めたと取られることもあります。

お礼の場面は Thank you、
呼びかけの場面は Excuse me。

謝る必要がないところで謝らない。

これは英語らしさというより、
意味が違う語を使い分けるというだけの話です。

会話で見る

I'm sorry for being late this morning.

今朝は遅れてすみませんでした。

Excuse me, could you tell me the way to the station?

すみません、駅までの道を教えていただけますか。

Sorry about that. I didn't see you there.

ごめんなさい。そこにいるのが見えませんでした。

I'm sorry to hear that. Please take care.

それはお気の毒に。どうぞお大事に。

Excuse me, may I get past?

すみません、通してもらえますか。

I'm really sorry. It was my mistake.

本当に申し訳ありません。私のミスでした。

音声は AI 合成です。作り方は音声についてをご覧ください。

よくある間違い

I'm sorry, could you tell me the way to the station?

Excuse me, could you tell me the way to the station?

これから話しかける場面なので Excuse me です。

I'm sorry だと、何か悪いことをしたあとに聞こえます。
前か、あとかで見分けてください。

I'm sorry for be late this morning.

I'm sorry for being late this morning.

for は前置詞なので、うしろは動名詞になります。

動詞の原形は置けません。

Someone gave you a seat. You say "I'm sorry."

Someone gave you a seat. You say "Thank you."

感謝している場面なので Thank you です。

日本語の「すみません」がお礼の意味のときは、sorry を使いません。

A: My dog died. B: I'm sorry for that.

A: My dog died. B: I'm sorry to hear that.

悲しい知らせへの返しは I'm sorry to hear that. です。

I'm sorry for 〜 は、自分に非があるときの言い方になります。
犬が死んだ責任が自分にあることになってしまいます。

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