veryとtooの違い|ほめているか、困っているか

very は「とても」と程度を強めるだけですが、too は「〜すぎる」と 困っていることを表します。 同じ形容詞に付けても、very はよい意味にも悪い意味にも使え、 too は必ず「都合が悪い」という含みになります。

中学生から社会人まで、同じ判断の軸で使い分けられるように書いています。 最終更新 2026-08-21

迷ったらここで決める

困っているなら too、ただ強めたいだけなら very。

too を使うと、そのあとに「だからできない」が隠れています。

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観点 too very
意味 〜すぎる とても
気持ち 困っている・都合が悪い よい意味にも悪い意味にも使える
あとに続く形 too 〜 to do(〜すぎて…できない) 特に決まった形はない
否定文で 使える(not too bad=そう悪くない) 使える(not very good=あまりよくない)
too hot(暑すぎる) very hot(とても暑い)

too には「困った」が入っている

2語の違いは、気持ちが入っているかどうかです。

This coffee is very hot.(このコーヒーはとても熱い)
This coffee is too hot.(このコーヒーは熱すぎる)

上は熱いという事実を言っているだけです。
おいしそう、という意味にもなります。

下は困っています。 熱すぎて飲めない、という含みがあります。

too を使うと、そのあとに「だから〜できない」が隠れます。

too hot → だから飲めない
too small → だから着られない
too late → だから間に合わない

よいことをほめるときに too を使ってはいけません。

ほめるときに too を使わない

日本語の「とても」につられて、こう書きがちです。

× Your English is too good.
○ Your English is very good.

too good だと「よすぎて困る」という意味になります。
ほめたつもりが、皮肉に聞こえてしまいます。

× This cake is too delicious.
○ This cake is very delicious.

ほめるなら very。 迷ったら very を使えば失礼になりません。

too 〜 to do の形

too の「だからできない」を、はっきり文にする形があります。

too + 形容詞 + to + 動詞の原形(〜すぎて…できない)

This coffee is too hot to drink.(熱すぎて飲めない)
He is too young to drive a car.(若すぎて車を運転できない)

not は入りません。 to のうしろは肯定の形のままです。

× too hot not to drink

「できない」という意味は、too がすでに持っています。

同じ内容は so 〜 that ... can't でも言えます。

This coffee is so hot that I can't drink it.

こちらは that 以下がふつうの文になるので、
誰が飲めないのかをはっきり書けます。

not very と not too

否定文にすると、どちらも「あまり〜ない」という意味になります。

This book is not very interesting.(この本はあまりおもしろくない)
This book is not too interesting.(この本はそれほどおもしろくない)

not very は遠回しに否定する言い方です。
「つまらない」と言い切るより、やわらかく響きます。

It's not very good. = あまりよくない(=よくない)

英語では、はっきり否定せずに not very で伝えることがよくあります。
読むときに「あまり〜ない」を「〜ない」と受け取れると、
話の意図がつかみやすくなります。

例文

too

This coffee is too hot to drink.

このコーヒーは熱すぎて飲めません。

He is too young to drive a car.

彼は若すぎて車を運転できません。

This shirt is too small for me.

このシャツは私には小さすぎます。

It is too late to call her now.

今から彼女に電話するには遅すぎます。

very

This coffee is very hot.

このコーヒーはとても熱いです。

Your English is very good.

あなたの英語はとても上手です。

This book is not very interesting.

この本はあまりおもしろくありません。

She runs very fast.

彼女はとても速く走ります。

音声は AI 合成です。作り方は音声についてをご覧ください。

よくある間違い

Your English is too good.

Your English is very good.

ほめるときに too は使いません。

too good は「よすぎて困る」という意味になり、
皮肉に聞こえてしまいます。

This coffee is too hot to not drink.

This coffee is too hot to drink.

too 〜 to do の形に not は入りません。

「できない」という意味は too がすでに持っています。
to のうしろは肯定の形のままです。

He is very young to drive a car.

He is too young to drive a car.

「若すぎて運転できない」なので too です。

very には「だからできない」という含みがありません。
very young to drive では、文がつながりません。

This cake is too delicious.

This cake is very delicious.

おいしさをほめているので very です。

too delicious だと「おいしすぎて困る」という意味になります。

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